高齢者施設で働く知的障害者の合理的配慮事例

2023年度掲載
事業所名
合理的配慮事例・2023208
業種
医療・福祉業
従業員数
263名
職種・従事作業
高齢者向け住宅施設におけるホール、廊下等の共用スペース全般の清掃業務全般
障害種別
知的障害
障害の内容・特性
就労上の課題
・本事例の対象者(以下「対象者」という)は知的障害があり、平成 25(2013)年の年度初めに本事例の事業所(以下「事業所」という。)にパートタイム職員として入職し、平成 28(2016)年の年度末に正職員となり、現在、勤続 10 年となる。
・対象者の障害特性として、コミュニケーション能力については特に問題はないが、こだわりが強い傾向があり、興味のあることを話し始めると止まらないこともある。
また、対象者は、パターン化したことには取り組めるが、それを応用して自身で考えて取り組むといったことはなかなかできないため、臨時的な業務に取り組んでもらう時は、指示者が口頭で具体的な指示をその都度行うようにしている。しかし、指示について腑に落ちない場合は、自身で考え込んでしまうところがある。
・対象者は、特別支援学校(以下「支援学校」という)を卒業しており、卒業後は就労移行支援事業所(以下「移行事業所」という。)の支援の下、就労に向けた訓練の一環として出身の支援学校での清掃業務に従事していた。事業所へは、地域障害者職業センター(以下「職業センター」という。)を通じて紹介され、勤務することとなった。

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