知的障害者の調理補助業務における合理的配慮事例
2015年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・27005
- 業種
- 卸売業、小売業
- 従業員数
- 1,008名
- 職種・従事作業
- 公衆浴場の食堂における洗い場、盛付、調理、接客、検品作業
- 障害種別
- 知的障害
- 障害の内容・特性
- 軽度の知的障害
採用当初、知的障害と診断されて間もなかったことから落ち込んでいる様子が見られた。
施設がリニューアルし、調理場など内装が変更されたことで、落ち着かない等ストレスを感じている様子が見られた。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
- 採用当初、知的障害と診断されて間もなかったことから、本人自身が障害を受け入れるまでに時間がかかった。また、周囲も障害者と働いた経験がないことから、どう接したらよいか不安があったのでジョブコーチ支援を活用した。
- ジョブコーチが対象障害者に可能な業務を確認し、指導方法等を従業員に助言した。
- 職場でコミュニケーションがとれるようになった頃から、本人のこれまでの職務経験と希望を活かすこととした。
- 調理場の内装変更によるストレスがあることをすぐに察知し、繰り返しマンツーマン指導を行い不安解消に努めた。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
- 最初は不安を感じていたが、支配人が話しかけてくれたので、職場の人たちとも慣れて話ができるようになった。
- 職場内の雰囲気がとても良く、接客も楽しい。長く働きたいと思っている。
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