募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

ジョブコーチが同席し、面接時の対象障害者の受け答えのフォローを行った。

その他の配慮

• 職場等を見学する機会を設けた。
• 2週間の実習期間を設けた。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

• 業務部門担当者と総務担当者を担当者にした。
• 業務部門担当者に話し難いこと等について、総務担当者に話すようにしている。

本人の習熟度に応じて業務量を徐々に増やしていくこと

• 2週間の実習期間で第1週目は半日勤務、第2週目は1日勤務というように、本人の体力・体調等を見ながら勤務時間や業務内容を検討した。
• 本人の能力や特性を踏まえ業務内容や業務量を調整している。

図等を活用した業務マニュアルを作成する、業務指示は内容を明確にし、一つずつ行う等作業手順を分かりやすく示すこと

• 1日の業務終了後、業務日誌を作成する際に、翌日の業務内容を確認し、また、変更があった場合は朝礼で連絡指示している。
• 社内の各部署からの業務依頼書を受けて業務を実施しているが、その際見本等をもらい、それをもとに業務を実施している。
• 業務内容の確認等のために、各部署の担当者（窓口）を決めている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

• 9:00～16:00（昼休憩1時間）の6時間勤務。
• 概ね50分業務に従事し、10分程度の休憩を入れている。
• 通院については、定期の受診を保障している。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

• 医療機関ということもあり職員の理解、知識は元々あったが、障害者雇用や各部署からの業務を請負う障害者グループの部署を立ち上げることについて、勉強会を行った。

その他の配慮

• 一つの部署として位置づけ（ハローユニット）、動きやすい制服の支給や部署に対して独立した部屋を提供している。