事業所名

合理的配慮事例・27134

業種

電気・ガス・熱供給・水道業

従業員数

205名

職種・従事作業

一般事務

障害種別

下肢障害

障害の内容・特性

重度身体障害者：車いす使用

募集・採用時の合理的配慮

その他の配慮

（実例）
介助者同行により面接実施

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
勤務全般に係る相談については、人事担当者が担当（月1回程度本人と面談実施のほか、適宜声かけを行っている）。業務指導等については、特に担当者は決めておらず、同じグループの先輩社員が適宜行っている。

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打合せ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

（実例）
事務所通路をできるだけ直線にレイアウトを変更（画像①）、給湯室通路幅確保のため食器棚を移動（画像②）、食堂について通路を広く、机が手すり代わりになるようにレイアウトを変更（画像⑥）

①事務所通路をできるだけ直線にレイアウトを変更。
入り口ドアは閉まるスピードを遅くしています。
（ドアクローザー調整実施）

②給湯室通路幅確保のため食器棚移動。

⑥食堂レイアウトの変更
通路を広く、机が手すり代わりになるようレイアウトを変更。

机の高さを調節すること等作業を可能にする工夫を行うこと

（実例）
本人が使用する机について、車いすでも入れるように変更(画像⑤）

⑤車椅子が入る机に変更。

スロープ、手すり等を設置すること

（実例）
段差箇所に設置する段差プレートを購入し、段差を解消（画像④）、敷地境界U字溝の段差解消のための工事を予定（画像③）　段差プレート：約1,000円、段差解消工事【見積】：約500,000円

④更衣室入り口段差解消（段差プレート購入）

③敷地境界U字溝の段差解消

体温調整しやすい服装の着用を認めること

（実例）
制服はあるが、着用については、社員全員が自ら選択できるようにしている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
毎週1回決まった曜日にリハビリのため通院しているが、曜日が変更になった場合もリハビリを優先できるよう勤務日を変更するなどの配慮を行っている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
同じグループの職員等には、事前に必要な配慮等について説明を行った。ただし、本人のプライバシーに配慮し、直接関わりのない部署には特段説明は行っていない。

その他の配慮

採用が決まった段階で、人事担当者や同じグループの職員が中心となり、通行しづらい場所や妨げになるものについて意見を出し合った。（キャスター付き椅子で移動してみるなど、車いすの高さ・目線で）

障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細