採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）ジョブコーチや職業生活相談員（職業コンサルタント）を配置している。
ピアサポート体制をとり互いが協力し合う環境を作っている。
不安や問題をカウンセリングにより軽減する。

業務指示・連絡に際して、筆談やメール等を利用すること

（実例）打ち合わせの際はホワイトボードを使用する。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）フレックス制度を活用し、時差出勤・早退を許可している。
本人の申し出による、体調に合わせ契約労働時間を設定している。
休憩室（ベッド）を設置している。

コミュニケーションを図る

（実例）聴覚障害者は情報が少なくなりがちなため、提出物などについて理解しているかどうか確認する。
手話が下手であっても積極的に手話を使いコミュニケーションを図る。手話表現する際も聴覚障害者は口話を読み、理解するので、できるだけ口を大きく開けゆっくりと話す。

その他の配慮

（実例）毎週月曜日の全体朝礼で手話を学んでいる。
障害に対する偏見をなくすことを目的に、互いの障害を理解するため教養講座(ビデオ視聴による社内研修)を毎月全員を対象に実施している。
体調調整のための社外活動を行っている。
屋外でのリフレッシュ、気分転換のため、毎月2回近くの県立フラワーセンターに行きボランティアで軽作業（花がら摘みなど）を行っている。