募集・採用時の合理的配慮

募集内容について、音声等で提供すること

（実例）
会社採用のジョブスタッフが面接に立ち会い。

採用試験について、点字や音声等による実施や、試験時間の延長を行うこと

（実例）
会社採用のジョブスタッフが面接に立ち会い。

その他の配慮

（実例）
採用後は事業所雇用のジョブコーチが配属されることを説明。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
オフィスの作業場及び隣の別室で時間を取って相談を受け、話し合ったうえで同意に基づいた指示を行う。
社員に対して障害者であることや特性などを周知して理解を得ている。回覧のほか社内放送など活用。
仕事の段取り、割振り、配慮すべき環境整備等をジョブコーチが一元的に管理。スタッフミーティングでフォロー、改善を図る。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
10時～17時の勤務。休憩60分週4日勤務。土日祝休。その他、客のオーダーがない場合は、適宜休憩を取らせる。通院・体調への配慮あり。
週3日程度の出勤から開始し、状態を考慮しつつ就労から5か月経過後に顧客のオーダーを見定めて週4日勤務に増やした。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
同一建物に入居しているグループ企業の社員に対して、回覧及び社内放送を通じて周知を図っている。
視覚障害者であることを説明。顧客対象のグループ企業のみに周知。

その他の配慮

（実例）
会社雇用のジョブコーチが相談役を担い、安定した就労ができるように相談助言スタッフミーティング等実施。