募集・採用時の合理的配慮

面接時間について、体調に配慮すること

通常の面接より時間をかけ、どのレベルまでの仕事が可能か、前職でどういうことが負担になったかを掘り下げて聴取し、採否の判断を行った。

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

関係機関の同席は認めるが、今回のケースでは、当てはまらなかった。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

社長が直接担当し、補佐役は同席の事務員としている。
相談がある場合は、軽微な事でも言ってくるように説明している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

定期的な通院日は休日になるようにシフトを組んでいる。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

会社としては1日単位で完結させる業務が大半であるが、急な欠勤があると業務に支障が出るため、本人には1週間単位で取り組める業務を与えている。また他部署の応援や買出業務は避けている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

他の従業員に、直射日光に当たれないので、屋外業務や重量物の運搬作業は出来ないことを説明し、配慮について周知している。

その他の配慮

業務の目標設定は、あえてハードルを下げず、他の従業員と同等の目標を掲げて、意欲を削ぐことのないようにしている。