採用後の合理的配慮

業務指示・連絡に際して、筆談やメール等を利用すること

• 業務内容をホワイトボードに記入して掲示し、会話用の携帯ボードも設置。
• 導入研修、技術講習、職場ローテーションなど多くの説明を必要とする場面では、その都度、専門の手話通訳士に依頼。
• 構内に手話による挨拶の仕方、基本的な指文字のポスターを掲示。「1日1手話活動」として手話を教える写真を掲示し、障害のない者が手話を覚えるようにしている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

• 障害のない者と同じ扱い。

危険箇所や危険の発生等を視覚で確認できるようにすること

• 言葉による説明が困難な不良品チェックについて、「不具合見本ボード」を作り、見本と照合して理解できるようにした。
• 機械設備が稼働中であることを示す作動ランプを取付け、これを異常発生時も点灯させ、作動中に機械に手を出さないための危険防止装置ともしている。
• フォークリフトに回転灯をつけた。
• 通路の隅にミラーを設置して衝突を避けれるようにした。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

• 災害時の緊急連絡を確実にするため障害者がどこで働いているかわかる「作業者マップ」を掲示。
• 職場ごとに、障害のない者には緊急連絡をする時に近くの障害者に情報を伝達するとともに、避難誘導するように指示している。