発達障害者の清掃業務における合理的配慮事例
2015年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・27225
- 業種
- 医療、福祉
- 従業員数
- 87名
- 職種・従事作業
- 居室清掃
トイレ・洗面台、窓、ベッド周辺清掃等の居室清掃全般。施設内の廊下、窓、サッシ拭き等 - 障害種別
- 発達障害(広汎性発達障害)
- 障害の内容・特性
- 作業はマイペースでゆっくりだが、几帳面で指示に忠実である。他の人に急かされると焦ってしまうことがある。
作業量の負担が大きすぎて本人のキャパシティーを超えると、泣いたり頭をかきむしる等のパニックもある。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
- 採用内定の面接においては、対象障害者が通所していた支援機関(県総合リハビリテーションセンター)の職員から同席したいとの要望が寄せられたため、了解した。
- 就労が始まる前の段階では、事業所の主要管理者(施設長、事務長、現場のリーダー等)とジョブコーチを交えて対象障害者と相談する機会を設定し、対象障害者の就労上の特性を把握しながら、特性を踏まえた職場適応の具体的な配慮の方法について協議した。
- ジョブコーチ支援開始後の一定期間は、対象障害者の障害特性に伴う現場での対応方法をジョブコーチから助言をいただき、同僚、直属の上司、及び対象障害者本人にそれぞれ説明してもらうこととした。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
担当ジョブコーチからは、「ストレスを感じると取り乱すということで心配していましたが、採用後、休まず出勤しているのは、本人が安心して働いていることの何よりの証拠だと思います。」との所感をいただいてる。
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