知的障害者の食品加工業務における合理的配慮事例
2015年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・27265
- 業種
- 製造業
- 従業員数
- 112名
- 職種・従事作業
- 食品加工業務(調理前の鶏肉をグラム単位でカットする)
- 障害種別
- 知的障害
- 障害の内容・特性
- 理解するのに時間がかかる。作業を効率的に進めることが苦手で、業務量にムラがある。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
- 面接における配慮では、対象障害者の支援を行っている機関の職員に同席してもらった。
- 対象障害者との話合いや相談は、対象障害者が属するチームの主任が随時行っている。主任は日頃から常に対象障害者のことを意識して、ともに作業に従事している。
- 対象障害者は労働時間数を延ばした際、欠勤することが多くなった。仕事に対する意欲が低下し、勤務の継続が危ぶまれた時期もあったが、本人と話し合う場を設け、再度勤務時間を調整して様子を見ることとなった。事業主や主任、同僚、支援機関の職員等が協力し、決断を焦らず時間をかけて対応している。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
対象障害者は、事業所で行う慰安旅行や忘年会など、業務外の交流の場に参加している。大勢の人の前で積極的にふるまう時もあり、採用当初は気付かなかった社交的な一面も見られた。表情がいきいきとしてきた様子である。
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