高次脳機能障害者の事務補助業務における合理的配慮事例
2015年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・27274
- 業種
- 情報サービス業
- 従業員数
- 357名
- 職種・従事作業
- 事務補助業務
1.自社健康保険組合での保険証発行及び発送業務(データ処理)
2.その他雑務(シュレッダー、印鑑押し等) - 障害種別
- 高次脳機能障害、(右上下肢機能障害、言語障害)
- 障害の内容・特性
- 1.一度覚えたことをすぐに忘れてしまい、なかなか業務が覚えられず、定着するまでに時間を要する。
2.突発的業務や想定外のことに対して困惑してしまい、顕著に動揺してしまう。
3.作業の量や進捗などに変化があった場合、自ら判断して行動したりスケジューリングをすることは難しい。
4.言語障害により言葉が出にくく、コミュニケーションを図ることに時間を要する。
5.性格は温和であり、一つのことに集中する力と、仕事に対して真面目に取り組む姿勢がある。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
上記の配慮については、指導担当者または雇用管理担当者が対象障害者の気持ちなどを考慮しながら、タイミング、支援者の同席等も勘案して説明を行っている。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
- 作業マニュアルを作成してもらったので、非常に業務がやりやすくなった。
- 1日2回の休憩時間を与えてもらったため、精神的に楽になった。
- 支援者からのサポートは助けになっており、会うのが楽しみである。
- 業務ができるようになり、自分に自信が持てるようになった。今後、他の業務を覚えたいなどの意欲がわいてきた。
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