募集・採用時の合理的配慮

面接を筆談等により行うこと

（実例）
筆談のうえ手話通訳者を同席させ面接を実施。

その他の配慮

（実例）
事業所側で手話通訳者を手配した。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
各店舗の店長を責任者とし、全体的な配慮が必要な事例等の場合は、本部長に連絡を行い、指示を仰ぐ体制としている。

業務指示・連絡に際して、筆談やメール等を利用すること

（実例）
実際の作業を行って見せ教えたり、ペーパーの配布や筆談により指示や連絡を行っている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
1日5時間、週30時間勤務、週1休制、作業は自分のペースで行なうようにしている。

危険箇所や危険の発生等を視覚で確認できるようにすること

（実例）
営業中において鉄板を交換した場合、熱く、触れると火傷につながるため、水をかけ蒸気をあげて危険であることを知らせている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
聴覚障害者の特性を話し、後ろから肩をたたく、突然前に現れたりしないなど注意を行った。

その他の配慮

（実例）
雇い入れ時、店舗従業員を対象に手話講習会を開催した。福利厚生として、パートでも5年間勤続すると隔年開催の海外研修（自己負担25%）に参加できる資格が付与され、これまでハワイ・ラスベガスなどに足を運んでいる（海外研修に参加できない方には、同日数のリフレッシュ休暇を付与）。勤続10年以上になると永年勤続表彰を行い旅行券と休暇が与えられ、家族旅行などに活用されている。