肢体不自由者の事務職における合理的配慮事例
2015年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・27290
- 業種
- 複合サービス事業
- 従業員数
- 1,027名
- 職種・従事作業
- 事務職
- 障害種別
- 両下肢機能障害
- 障害の内容・特性
- 車椅子使用
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
○H25.9月、障害者就職相談会において、業務内容や施設内設備を説明。
○同年10月、福祉施設担当者と本人に対し1回、本人と父親に対して1回、それぞれ施設内設備(スロープ、事務所内スペース、エレベーター、トイレ、専用駐車場)を見学・説明を実施。
○同年11月、勤務時間や待遇等含めた具体的な労働条件を説明。
○同年12月、本人・父親・福祉施設担当者の意思を確認し内定に至る。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
私は大学生の時に交通事故に遭い車椅子で生活することになりました。大学卒業後も通院によるリハビリや療育センターでの各種職業訓練を経て、ようやく今の職場で就職することができました。初めて社会に出るにあたり、不安なことも多々ありましたが、数回にわたる施設見学や詳細な労働条件を提示していただき、かつ、研修期間も時間等配慮していただいたおかげで安心して臨むことができました。就業開始後も通院や業務内容、身の周りの環境整備等職員の方にはいろいろと配慮していただき感謝しています。今後は、仕事に対する意欲・スキルの向上に努め、また、社会人としてのモラルや教養を身につけていきたいと思います。今問題としている事は、現在の駐車スペースから建物への距離が少しあるため、冬季の積雪、凍結により車椅子での移動が困難になる点です。これをどう解決していくかが今後の課題になると思います。
皆さまのお役に立てるホームページにしたいと考えていますので、アンケートへのご協力をお願いします。
なお、事例掲載企業、執筆者等へのお問い合わせや、事例掲載企業の採用情報に関するご質問をいただいても回答できませんので、あらかじめご了承ください。
※アンケートページは、外部サービスとしてユミルリンク株式会社提供のCuenote(R)を使用しております。