募集・採用時の合理的配慮

面接の際にできるだけ移動が少なくてすむようにすること

（実例）
会場選定時に、障がいの有無に関係なくファシリティが整備されている会場を選定。（自社ビルはユニバーサルデザイン）

その他の配慮

（実例）
筆記試験テストは、PC読み上げ対応のWEBテスト。試験時間の延長は設けず、可能な範囲で回答していただく。筆記テストより面接を重視しており、面接にて障がい状況の確認を行い結果と照らし総合的に判断する。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
業務上は新入社員入社時にすべての社員につくチューター（先輩）に障がい特性の指導をした上で対応。専門的な部分に関しては、障がい者雇用に関わる専門部署を設置しており、人事、産業医、職場と連携して、本人や職場への雇用支援を実施。

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打合せ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

（実例）
車イスが通れるレイアウトに職場の整理整頓。出入りがしやすい場所への座席配置。
本人、職場と相談し、日々の移動や安全配慮等を考慮。

机の高さを調節すること等作業を可能にする工夫を行うこと

（実例）
今回は必要なし。必要に応じ既存デスクの高さが高かったため、一回り小さいデスクを作成したケース（数万円）

スロープ、手すり等を設置すること

（実例）
今回の場合は追加設置なし。防火扉等の蝶番の工夫、駐車場の確保は実施。

体温調整しやすい服装の着用を認めること

（実例）
服装は節度のある範囲で全社員原則自由。必要に応じ扇風機などの設置も可能。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
障がいのために公共交通機関の利用が厳しい場合は自家用車通勤を認めている。既存の勤務制度（フレックス等）にて対応。上長との相談、自分で業務を調整し、有給にて通院できる風土。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
本人了解のもと配属職場への研修（意識啓発を含む）を実施。（ダイバーシティ・障がい者雇用の考え方、障がいの内容、具体的な配慮例について）

その他の配慮

（実例）
車イスでも利用できる借家を社宅として借り上げている。社員食堂の配膳のサポート。トイレ、エレベーターなどユニバーサルデザイン。未対応の箇所のそばに職場が配置される場合は、バリアフリー対応。