視覚障害者の宿直業務における合理的配慮事例
2015年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・27335
- 業種
- 卸売業、小売業
- 従業員数
- 260名
- 職種・従事作業
- 宿直員(LPガス充填所)
- 障害種別
- 視覚障害者
- 障害の内容・特性
- 両網膜色素上皮症による視力障害5級。20年以上前から右目瞼下垂状態。左目0.1矯正不可。運転免許失効。書類等は拡大鏡を用いて判読。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
- 面接時に一通りの業務を体感してもらったが、その際に大型LPガスタンクのメーターが高くて見えづらいとのことから、安全性を考慮し手すり付きの踏み台を工場長の裁量で即時購入した。
- 工場長や他の社員が、宿直入りと宿直明け毎に声がけし、不都合な点等が無いかコミュニケーションを図っている。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
- 視覚障害となり自動車免許を失効してしまったが、電動アシスト付き自転車を購入したことで、坂道も難なく通勤できている。
- 宿直員のため夜間の電話対応があり、マニュアルに基づき応答しなければならないが、拡大印刷してもらったおかげでなんとかこなしている。
- もともと障害者向けの業務かもしれないが、工場長をはじめ他の社員が業務内容や休暇等について、気を遣ってくれているのがありがたい。
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