募集・採用時の合理的配慮

募集内容について、音声等で提供すること

（実例）
障害者就職面接会時に募集内容を提供した。

採用試験について、点字や音声等による実施や、試験時間の延長を行うこと

（実例）
面接のみを実施し、口頭での説明をおこなった。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
直属の上司となる業務担当の現場係長（勤続20年）が指導、相談窓口となり対応し、状況を管理者へ報告する体制をとっている。体調面を含め最低年2回の定期面談を現場係長と行う。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
休暇については本人の申請に基づき取得しやすい職場環境である。体調面は定期面談にて把握している。製造ラインは21時まで稼働しているが、定時17時20分までの勤務を基本とし帰宅時の配慮を行っている。（暗いところが見えにくいため）

職場内の机等の配置、危険箇所を事前に確認すること

（実例）
業務を行いながら確認した。

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打ち合わせ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

（実例）
製造する製品上、職場内は整理整頓されており移動時の負担は少ない。配置職務内容が一定の場所での洗浄業務であり、社内での移動がほとんどない。（職場の配置時に移動の点を配慮した）

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
障害の状態は担当係長及び同業務を行う担当者（4名）に対して、総務から伝えている。