募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

本人が所属していた作業所の担当者。役割は本人の回答に対する補足説明など。

その他の配慮

（実例）
見学会実施⇒職場実習実施⇒面接実施　以上の全てに上記支援者同行

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
担当者の属性…主任、入社10年
障害者と担当者の具体的関わり方…朝にその日の業務場所等について、口頭による指示。具体的な作業方法については、後述する文書によるマニュアル化。

業務の優先順位や目標を明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順を分かりやすく示したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

（実例）
他の従業員も用いている文書のマニュアルがある。それをポケットや名札入れに入るような小さなカード型にして、いつでもチェック出来るようにしている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
通院日を申告してもらい、その日は休日にしている。

できるだけ静かな場所で休憩できるようにすること

（実例）
職員専用の休憩場所はなく、利用者の方と共同の休憩場所しかないが、この点に関しては本人は苦にしていない。

本人の状況を見ながら業務量等を調整すること

（実例）
通常時は業務量や業務内容については、健常者の方と同一の仕事をしてもらっている。ただ、本人が体調不良を訴えた時は、早退や看護室で休憩をしてもらっている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
全体会議で主任に詳細を伝え、主任から各職員に伝達した。在籍する職員全員に伝わっている。

その他の配慮

（実例）
和やかな職場の雰囲気の醸成
就労支援機関のサポート（本人の相談役、安定した職業生活を送る上での助言など）