募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

（実例）
就労移行支援事業者の支援員同席。

その他の配慮

（実例）
事業所に実習制度があり、支援事業者の要望により実習を実施。
採用前に本人を除き、支援学校の担当者や就労移行支援員、産業医により仕事上の注意点、配慮すべき点を話し合いの上、勤務条件等を設定。
当話し合いで、採用後の継続的な支援も依頼している。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
直属の上司オフィスサポートグループリーダー及び障害者職業生活相談員の企画管理グループリーダーを担当者として業務指導相談を行っている。
月に1回臨床心理士による研修会を実施して、その場で個別相談を実施している。

業務の優先順位や目標を明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順を分かりやすく示したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

（実例）
作業場に白板を設置して注意事項等を「目に見える化」、及び分類別に色分けにし、作業をわかりやすくミスが出ないようにしている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
短時間勤務からスタートして、体調と本人希望によりフルタイムへ勤務時間・日数を増やしている。
定期的に臨床心理士の相談・研修会を取り入れている。

できるだけ静かな場所で休憩できるようにすること

（実例）
休憩室があり勤務時間内でも自由に利用できるようにしている。

本人の状況を見ながら業務量等を調整すること

（実例）
月に1回程度、就労移行支援事業者の支援担当者と本人を交えケース会議を実施している。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
特例子会社として平成26年設立で、設立時に同ビル内にあるグループ企業に周知、当ビル内の掲示板、グループ企業全体に障害者の就労状況等発信、またグループ企業全体の人事担当者会議において、障害者に対する合理的配慮について説明・周知している。

その他の配慮

（実例）
チーム力向上のためにアフターの歓迎会等を随時開催している。