募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

• 対象障害者の面接時にはハローワーク、支援機関の担当者と手話通訳者等が同席した。

面接を筆談等により行うこと

• 同行者による手話を介しての説明。筆談。ホワイトボードによる説明。聴覚障害者専用パンフレット活用。
  その他の従業員も簡単な手話である程度コミュニケーションが取れるので、直接やり取りを行う事もある。

その他の配慮

• 職場見学での実際の作業内容等説明。
  

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

• 会社設立時より長年勤務している障害者が新規採用の聴覚障害者に対して手話で指導している。
• 専用の作業スペースを確保し、他の従業員の会話が気にならないで作業に集中できるよう配慮している。
• 26年度より手話通訳士の資格を持つ人を雇用し、今まで筆談では理解できていなかったことができるようになった。又、定期的に手話通訳者を介してヒアリングを行っている。

業務指示・連絡に際して、筆談やメール等を利用すること

• 連絡方法は、FAX、メール等。
• 業務内容指示等は、筆談、手話での指示、手話通訳者（従業員）。タブレット等を活用（文字等）

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

• 定期的に手話通訳者を介して確認を行っている。また、従業員、管理者で常に状況確認、声掛けを行って、調子が悪い時は休ませたり、体調に合わせて勤務時間について相談している。

危険箇所や危険の発生等を視覚で確認できるようにすること

• 聴覚障害者が多いので、その他の従業員がフォローしている。
• 店舗兼工場では、危険を知らせるフラッシュランプを活用している。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

• 相談等は個別に行う。聴覚に障害がある人の中にも手話が得意な人や、筆談を主に使う人もいるので、入社時にそれぞれの障害特性を周知している。

その他の配慮

• 取締役代表より本人の誕生日に手紙を書いて渡している。（信頼関係作り）
• 忘年会等の行事には手話通訳の派遣をお願いしている。