肢体不自由者の介護補助業務における合理的配慮事例
2015年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・27403
- 業種
- 医療、福祉
- 従業員数
- 7名
- 職種・従事作業
- 介護補助
- 障害種別
- 脳性麻痺による上肢機能障害及び下肢機能障害
- 障害の内容・特性
- 歩行に支障が見られ、滑りや転倒の危険性がある。指先が震え、文字を書くことが難しい。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
就労した当初、利用者の方より手を貸してほしいと頼まれ、介助しようとしたことを施設長自らから厳しく注意した。職員として役に立ちたいとの気持ちは理解できるが、「手を出してはダメなこと」をハッキリと指導した。
本人も、これくらいなら出来るだろうとの甘い考えと過信があったと反省していた。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
平成24年3月より就業し、もうすぐ3年を迎えようとしている。就業当初は、何もできない自分がここに居て良いのかと不安が大きかった。施設長はじめ、職場の方々との関係も良好で、利用者と一緒に笑ったりと自分でも以前より前向きな性格になったと思う。(前職では笑うことが無かった)両親からも、明るくなったと言われるようになった。
レクリエーション、体操、時には利用者の記録ノートへの記入も遅くてもよいからと任せてもらっていることに嬉しく思っている。時々、落語やクイズなど好きなことをさせてもらっており、新しいネタを覚えることが良い刺激となっている。
職場に対しての要望は全く無く、自分の良い所を引き出してくれ、周囲からチャンスを貰っている。
すぐに諦めてしまったり、「すみません」が口癖で、自分自身も良くないと自覚している。これからは何でもチャレンジしたいと希望している。
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