助成金を活用し職場のバリアフリー化を図る
1. 事業所の沿革
| 昭和46年 |
10月
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日本酸素株式会社とイギリスBOCグループエドワーズ・ハイ・バキュームとの合弁会社日酸エドワーズ真空株式会社設立 |
| 昭和47年 |
7月
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千葉市に工場を建設、操業開始 |
| 昭和49年 |
9月
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本社を東京都台東区へ移転 |
| 昭和55年 |
7月
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本社工場を東京都大田区の日本酸素（株）工場内に移転 |
| 昭和57年 |
8月
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本社社屋を新築移転 |
| 昭和60年 |
9月
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工場を新築移転 |
| 平成6年 |
2月
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日本エドワーズ株式会社に社名変更 |
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9月
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長野県伊那市に工場新設移転 | |
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10月
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本社・営業を東京都港区へ移転 | |
| 平成15年 |
12月
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日本エドワーズ株式会社とビーオーシーエドワーズテクノロジーズ株式会社を合併、BOCエドワーズ株式会社に社名変更 |
| 平成16年 |
12月
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千葉県八千代市に工場新設 |
| 平成17年 |
1月
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本社を東京都千代田区に移転 |
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 工場全景
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2. 障害者雇用の経緯
平成15年12月に、日本エドワーズ株式会社とビーオーシーエドワーズテクノロジーズ株式会社が合併した際に、移籍社員の中に4名の障害者が含まれていたことに始まる。
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3.具体的な取り組み
（1）採用・職場配置
採用に当たって、健常者、障害者を区別した採用は行っていない。
当社の求める人材として、適性があれば採用するという考え方であり、採用した障害者のために職場環境を整備することは当然のことと考えている。
職場配置等に当たっても、知的障害者以外は特に配慮することは考えておらず、他の従業員と一切区別することなく適性や個々の状況に応じた配置を行っている。
雇用している知的障害者も長年の勤務で職場になじんでおり、特別な配慮は必要としていない。
（2）健康管理
障害者・健常者の区別なく、年一回の定期健康診断を産業医の指示のもとに行っている。
（3）労働環境の整備
八千代工場の新設にあたり、とりわけ設備的措置の必要な車いす使用者からの意見を取り入れ、障害者作業設備設置助成金または障害者福祉施設設置等助成金を活用し、1階から3階の各フロアをバリアフリー化した。
①自家用車通勤の車いす使用者用に工場の庇を利用した屋根付き駐車場を確保
 屋根付き駐車場
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②作業室・食堂の出入り口に自動ドアを設置
 自動ドア
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③食堂、更衣室への移動用にエレベーターを設置
 エレベーター
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④食堂内部に障害者用スペースを設置
⑤入り口ドア内部に車いすスペースを確保
 車いすスペース
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⑥障害者用トイレを設置
  障害者用トイレ
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⑦通路の角々には半球型のミラーを設置
 半球型のミラー |
⑧1階から3階までの階段には左右に手すりを設置し、グリップエンドといった細部にも配慮が施されている。
  階段には左右に手すりを設置 |
⑨1階から3階までの階段には左右に手すりを設置し、グリップエンドといった細部にも配慮が施されている。
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 自動ドア
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4. おわりに
工場内を一通り見せていただいた中で、重度障害者の方の意見を多く取り入れたため、または、会社自体が従来から障害のある方や高年齢者に対する温かい心があったものか、説明をしてくださった人事総務課長さんも、淡々と話され障害者や高年齢者を意識しない自然体であったことが強く印象に残った。
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