心臓機能障害を併せ持つ高次脳機能障害者
の製造業における合理的配慮事例
2021年度掲載
- 事業所名
- 合理的配慮事例・2021206
- 業種
- 製造業
- 従業員数
- 280名
- 職種・従事作業
- 住宅用給水・給湯用配管の熱水槽挿入作業
- 障害種別
- 内部障害、高次脳機能障害
- 障害の内容・特性
就労上の課題 - 本事例の対象者(以下「対象者」という。)は、高次脳機能障害と心臓機能障害を有しており、詳しくは以下のとおり。
(1)高次脳機能障害
注意障害(集中力の維持や細部への注意を払うことが苦手)、記憶障害(新しい情報を覚えることが苦手)、半側空間無視(対象者の場合には左側の空間の見落とし等)がある。そのため、作業手順の指示や定着等への配慮、見落とし等から生ずる安全面でのリスクへの配慮等が必要とされた。
(2)心臓機能障害
植込み型除細動器(ICD)を装着しており、心臓ペースメーカーと同様に電磁波を発生する機器には近づかない等の配慮が必要とされた。
なお、主治医からは残業は一日1時間程度までと指示されていた。
- その他
- 障害者職業生活相談員
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