事業所名

合理的配慮事例・27057

業種

サービス業（他に分類されないもの）

従業員数

116名

職種・従事作業

クリーニング職

障害種別

聴覚障害

障害の内容・特性

相手の話している言葉を聞き取ることや作業時に周囲の音を聞き取ることが困難

その他

特例子会社、障害者職業生活相談員

募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

ハローワーク担当者から、同担当者同席のもとで、ハローワークで面接をするよう要請があり、ハローワークに赴いて面接を実施した。

面接を筆談等により行うこと

口が見える位置で大きな声でやり取りをし、必要に応じて筆談をした。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

本人がクリーニング師の資格を所持しているため、実務面では特に指導の必要がなかった。通常の相談等に関しては、手話通訳者、障害者職業生活相談員及び企業在籍型職場適応援助者（ジョブコーチ）の資格を有する管理職（課長）が対応している。

業務指示・連絡に際して、筆談やメール等を利用すること

日常的には大きな声で、口が見えるように話をしている。うまく通じない場合は筆談をする。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

交通機関の遅延や体調の急変による休暇の取得等については、本人から職場のチーフに携帯電話のメールで行っている。

危険箇所や危険の発生等を視覚で確認できるようにすること

クリーニングに使用する機械は音で状態を知らせる機能がついているが、その音がわからないので音と同時に回転灯が点灯するようにした。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

「大きな声で口が見えるように話をするようにするとともに、必要に応じて筆談すること」と職場のメンバーには指導している。

障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細

配慮を受けている障害者の意見・感想等