採用後の合理的配慮

本人の習熟度に応じて業務量を徐々に増やしていくこと

先行して採用した知的障害者3人に、職場リーダーとして後輩の知的障害者の指導に当たらせている。リーダーとしての責任感や労働意欲の向上につながり、また後輩たちからも気軽に相談できる体制ができたことで、全体としてさらに活気のある職場作りに役立っている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

体調が悪いときや通院が必要な場合には、いつでも休暇を取ることを認めている（有給休暇で対応）。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

全社員でもしくは部署ごとに行われる朝礼に時間をかけて、体操やスピーチなどを通して個々人の相互理解や目的意識の向上、成長の機会を図り、障害のあるなしにかかわらず、お互いで教え伝え合いながら職場全体の雰囲気を盛り上げている。

その他の配慮

採用後、家庭訪問を行い、本人の勤務中の様子を家族に伝える等して家族と情報共有を行い、本人の職場定着や自立に向けての配慮としている。