事業所名

合理的配慮事例・27114

業種

玩具・運動用具製造業

従業員数

11名

職種・従事作業

製造・技術スタッフ　　テント及びテント骨組み等の取付、溶接

障害種別

難病

障害の内容・特性

クローン病：消化器官に炎症が起こる病気であるが、現在は投薬により落ち着いた状態にあり、食事に気を付ける（繊維質、炭酸などを避ける）程度で大丈夫な状態。

募集・採用時の合理的配慮

面接時間について、体調に配慮すること

通常と同じで、特に配慮の必要なし。

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

特に支援機関を利用しておらず、同行者なし。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

業務指導は、技術部部長（経験30年）と社長が行っている。その他相談事は総務部長が受けている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

勤務時間は8：30～17：30正社員として雇用されている。体調不良により休んだことはあまりなく、これまで結婚式とカゼで2日間休んだだけである。通院は2か月に1回、土曜日に行っている。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

最初の1か月半くらいは残業をせず定時退社をしていた。外部の取付作業は、2人で行っていたが、最近近場での作業は1人でも行くようになった。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

業務指導や相談役の上記3名には説明をしているが、そのほかの社員には本人の必要性に応じて自ら話をしている。

その他の配慮

• 1階にある現場社員用のトイレは和式なので、2階のウォッシュレット付トイレを使ってもらっている。
• 東北地方の遠方の現場もあるが、遠方へは行かせないようにしている。
• 年に数回食事会などを催しているが、腸に負担がかかる飲食物は出さないようにしている。

障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細

配慮を受けている障害者の意見・感想等