募集・採用時の合理的配慮

募集内容について、音声等で提供すること

（実例）募集内容は社労士同席で説明を行った。

採用試験について、点字や音声等による実施や、試験時間の延長を行うこと

（実例）社長、社労士と食事をしながら募集内容や雇用契約等を口頭で説明し、本人はすべてを確認した上で入社された。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）ドライバー（マネージャー）が自宅までの送迎を行っている。患者さんのレセプト等事務作業はすべて行っている。

拡大文字、音声ソフト等の活用により業務が遂行できるようにすること

（実例）介助者であるドライバーと2人1組で行動し安心して業務に取り組めるよう指示している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）昼食時間には自宅までの送迎を行っている。

職場内の机等の配置、危険箇所を事前に確認すること

（実例）すべての移動にドライバー（マネージャー）が同行している。

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打ち合わせ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

（実例）直行直帰であり、事務所への出社はない。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）開業したばかりの会社であり、マネージャーは必要な配慮を行っている。