募集・採用時の合理的配慮

採用試験について、点字や音声等による実施や、試験時間の延長を行うこと

仕事内容があんま・マッサージのため、実技試験及び口頭での面接のみ実施。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

訪問マッサージをする際、視覚障害者（マッサージ師）とドライバーがペアになるため、マッサージ業務以外のことすべてをドライバーが相談等を受けている。

拡大文字、音声ソフト等の活用により業務が遂行できるようにすること

携帯電話のメールでは、音声読み上げソフトを利用している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

通常は、週5日勤務であるが本人の体調しだいで週4日勤務にする等の配慮をしている。

職場内の机等の配置、危険箇所を事前に確認すること

通路に物を置かないことやトイレの便座のふたを必ず閉めること等の細かいルールを定めて危険を回避している。

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打ち合わせ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

訪問先では、ペアのドライバーがベッド周りにあるマッサージ業務に支障がでる物を移動させる等の配慮をしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

ドライバーは、障害者とペアになることが前提になっているので、補助をすることが業務のうちになっている。信頼関係を築き配慮が必要なことは当事者間で話し合っている。