募集・採用時の合理的配慮

面接の際にできるだけ移動が少なくてすむようにすること

（実例）
就業場所を車通勤が可能な駐車場のある店舗としているため、面接も車で来ることができる店舗で実施している。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
障害者雇用を担当する者を選任している（課長級1名を含む2名体制）

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打合せ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

（実例）
障害者用トイレに近い場所へ机を配置するとともに、車椅子での移動が可能な通路の幅を確保するなどの工夫をしている。
また、障害者用の休憩スペースを新たに確保した。

スロープ、手すり等を設置すること

（実例）
障害者用トイレの設置、スロープ、手すり等を新たに設置した。

特別に要した費用　（　）はうち助成金充当部分※
約300万円（約200万円）

※配慮を講じるに当たって、特別に要した費用や助成金の支給を受けた場合の金額を記載しています。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
通常、就業時間はシフト制であるが、障害者については、生活のリズムが整えやすいよう、シフト制ではなく就業時間を固定している。
休日もシフト制であるが、通院日は休日としている。
車通勤を許可している。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
障害の内容については、面接時に本人へ確認し、どの程度まで社内へ開示するか話し合った上で、配慮する必要のある事項などを配属部署へ伝えている。

その他の配慮

（実例）
食堂に障害者などの優先席を設けている。
台風、地震などの災害時に、優先的に帰宅させることを定めている。