採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
事務及び介護補助それぞれ担当者を決め、不明点あればすぐに相談できる状況。事務担当は別フロアにいるが電話で問い合わせてもらい、その後本人のところへ行き指導している。

机の高さを調節すること等作業を可能にする工夫を行うこと

（実例）
PC作業時、左手でマウスを操作するため、そのためのスペースを作った。
枕カバーの回収時、手で持つことは困難なため、キャスター付きのカゴを利用。

スロープ、手すり等を設置すること

（実例）
トイレを手動式から自動洗浄に入れ替えを行った。靴の履き替えが容易になるよう椅子を設置した。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
看護科長より職員に対し障害特性や出来ること、苦手なことなどを説明し、特に出来ることを具体的に説明した。

その他の配慮

出来るだけ色々な仕事をやってもらい、出来そうなことを集中的に指導することで、本人も意欲的に取り組むようになった。