内部障害者の医薬品ピッキング業務における合理的配慮事例

2015年度作成
事業所名
合理的配慮事例・27161
業種
化学工業
従業員数
1,212名
職種・従事作業
物流センターでの医薬品ピッキング作業
障害種別
内部障害。大動脈弁閉鎖不全症による心臓機能障害(1級)
障害の内容・特性
胸の痛み、疲れやすさ、息切れ、足のむくみ等。心臓に人工弁を取り付けたことから、血液をサラサラにするための薬を投与されている。そのため、切り傷等で出血すると止血が大変なため、留意を要する。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細

中途入社し約1年になるが(平成25年11月採用)、最近、業務の性質上、心臓への負担が大きく就業後に倦怠感が残るとの本人申し出があった。ピッキング作業による連続作業が原因であり、また冬場は工場内が寒いため、心臓に負担の少ない作業への配置転換を近々行うことで調整した。部門長から工場長、そして人事部へ連絡があり、ピッキング作業前の医薬品箱詰め作業への異動を即時決定した。

配慮を受けている障害者の意見・感想等

心臓機能障害1級となり、健常者と変わりなく働くことが難しくなった。そのため、転職を何回か経験せざるを得なかったが、障害者枠での採用であり、やはり安心感と安定感を持つことができた。工場には何人も障害者が働いており、障害者に対する理解が進んでいると思うので、この会社で長く働ける自信が少しずつついてきている。

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