募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

支援者・手話通訳の同席はない。

面接を筆談等により行うこと

面接は書面および筆談で行った。あらかじめ伝えることについては書面を準備し、細かい内容は筆談で行った。口話ができる方なので、口の開け方をはっきり行えば普通のスピードの会話でも大体理解されていた。

その他の配慮

安全衛生教育は、冊子を渡してしっかり読んでもらった。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

本人の所属する係の長、およびリーダーが日々の業務の指示を行っている。

業務指示・連絡に際して、筆談やメール等を利用すること

定型的な業務については、当初紙で説明。日々の会話は口話。細かい指示があるときは筆談で対応。
所属全体の連絡事項は紙で回覧している。パソコンのワードの画面で筆談する場合もある。他部署から口頭で依頼された業務については、担当者が指示書面を作成し自己の部署内で作業してもらう。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

体調には配慮しており、休みを取ることに制限は設けていないが、有給休暇を超える部分については欠勤扱いとする。

危険箇所や危険の発生等を視覚で確認できるようにすること

もともと、工場全体の安全衛生管理上、視覚に訴える注意書きがある。パトランプが光るなど、注意を要する場所は危険を予測できる。聴覚障害者のために特別な設置をしたものではない。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

本人の了解のもと、他の労働者に対して障害特性を説明している。

その他の配慮

部署内での会話は孤立しないように、話し手の口の動きが見やすい位置で話す。