募集・採用時の合理的配慮

面接を筆談等により行うこと

補聴器を使用され、会話や意思疎通には不自由がなかった。

その他の配慮

過去の経歴から、優秀な人材であると認識していたので、本人の仕事に対する希望を聴取することを重点に面接を行った。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

相談の担当は総務部人事課長が担当となり、現場の業務は上司にあたるものが指示をしていた。

業務指示・連絡に際して、筆談やメール等を利用すること

通常のやりとりは、職場から支給される携帯電話を利用（全従業員に支給）し、メールや通話を行っているが、特に問題点はなかった。対応する人によって聞き取りやすかったり、聞き取りにくかったりするため、本人にとって聞き取りやすい人から、業務の指示をしてもらうように配慮した。

危険箇所や危険の発生等を視覚で確認できるようにすること

現場ではフォークリフトやトラックなどの車が行きかう為、フォークリフトを実際に本人の後ろから動かし、どこまでの範囲なら聞こえるかを確認し現場で働く従業員と認識を共有した。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

本人が自ら周りに障害の状況を伝える為、事業所としては何も対応していない。出来る仕事と出来ない仕事について本人から人事課長に意思表示があり、人事課長から現場へ連絡し、できる仕事をしてもらうということで配慮した。

その他の配慮

症状が重くなっているように感じられる為、人事課長から再検査を指示している。