募集・採用時の合理的配慮

その他の配慮

（実例）
障害者就業・生活支援センター等の支援者があれば同席を求めている。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
採用直後は職業生活相談員が業務指導を行い、職場環境への適応度、作業の習得度によって徐々に同作業に従事する先輩障害者の指示・指導を受ける。

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打合せ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

（実例）
自動ドアを設置できないところは引き戸にしている。
ビル全体がバリアフリー、障害者用トイレを各階に設置。

机の高さを調節すること等作業を可能にする工夫を行うこと

（実例）
握力の弱い人や、手がふさがっている時でも対応できるようように、ヘッドセットの電話を利用。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
通勤ラッシュを避けた出退勤時刻としている。
休憩室にはベッドを置き横になれるようにしており、勤務中に体調不良となった場合も申し出により休憩室利用や早退をとれるようにしている、同ビル内にある親会社の産業医の利用も行っている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
障害者自身から障害内容をオープンにすることは妨げないが、業務指導者以外へは障害の内容は伝えないこととしている。