募集・採用時の合理的配慮

面接の際にできるだけ移動が少なくてすむようにすること

（実例）
面接会場は広く移動しやすい場所を確保している。

その他の配慮

（実例）
車での移動を希望する場合は駐車場を確保している。採用試験(筆記試験)の際には1人につき1脚の机を用意し負担の無いように配慮している。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
所属するグループのグループ長をはじめとした上長が業務指導・相談を行っている。

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打合せ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

（実例）
事務所内の机の配置を工夫し、机間の間隔を車椅子での移動がスムーズに行えるようにしている。また、直線的な動線を確保し、移動しやすいレイアウトとしている。

机の高さを調節すること等作業を可能にする工夫を行うこと

（実例）
車椅子の高さに合わせて机の高さを調整している。

スロープ、手すり等を設置すること

（実例）
書類保管用キャビネットはスライド式扉とし、扉の枚数を3枚ものとしている。これによりキャビネット中心部に保管されているものも取り出しやすくなっている。低床型コピー機やタッチパネルを導入し車椅子利用者の操作性に配慮している。

体温調整しやすい服装の着用を認めること

（実例）
服装は障がい特性に応じ動き易いもの、体温調整しやすいものを認めている。体温調整用の卓上扇風機の使用を認めている。水分補給による体温調整を可能とするため、事務所内に給水装置を常設している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
入社初年度から年次有給休暇を20日付与。年次有給休暇は半日単位もしくは一定範囲内で時間単位での取得を可能とし通院に対する負荷軽減を図っている。

その他の配慮

（実例）
障がい等級に応じ、自家用車での通勤を認め、駐車場を会社で確保している。設備面では、障がい者用トイレの設置、同トイレの利用状況を示す表示盤の設置、障がい者用エレベーターの設置、事務所内のスライド型ドアの採用、車椅子用の電動空気入れの配備を行っている。

特別に要した費用　（　）はうち助成金充当部分※
9,660千円（4,878千円）

※配慮を講じるに当たって、特別に要した費用や助成金の支給を受けた場合の金額を記載しています。