事業所名

合理的配慮事例・27181

業種

サービス業（他に分類されないもの）（特例子会社）

従業員数

24名

職種・従事作業

事務職（親会社の個人データの入力業務、及び自社の経理業務）

障害種別

聴覚障害2級（3名）

障害の内容・特性

3名中1名は片耳が少し聞こえる、2名は両耳とも聞こえない

募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

支援機関、手話通訳等の同席も認めている。
（1名（片耳が少し聞こえる方）は支援機関が同席し大きな声で面接を実施。1名は手話通訳が同席。）

面接を筆談等により行うこと

上記以外の1名は、両耳とも聞こえないが、口話の技術が優れた者であったので、口話と筆談で面接を実施。（時間は通常と同程度）

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

親会社からの出向者を管理者として設置。その中に手話ができる者もいる。

業務指示・連絡に際して、筆談やメール等を利用すること

毎朝の朝礼では、その内容をリアルタイムでパソコン入力し、本人たちの前にパソコンを置いて見てもらっている。また、内容を要約筆記したものを紙で渡している。
その他の業務指示・連絡に関してはメールを利用。家族に電話連絡する場合もあり。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

就業時間は一律で、9時～16時であるが、通院・体調により配慮している。

危険箇所や危険の発生等を視覚で確認できるようにすること

頭上注意の表示あり（写真1）。その他ホワイトボードにその日の予定、連絡事項等を表示（写真2）。
トイレ内に、トイレ使用時の注意を表示（写真3～7）。

写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

写真6（トイレのドアに貼ってあるもの）

写真7

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

片耳が聞こえない者については、聞こえる側から話すように、その他、筆談が必要であること等を説明している。

その他の配慮

地震時等にロッカーが倒れてこないように転倒防止棒で固定している。（写真8）

写真8

障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細