募集・採用時の合理的配慮

面接の際にできるだけ移動が少なくてすむようにすること

面接時には、就労支援機関の職員、障害者就業・生活支援センターの支援員の同席を認めている。支援者には採否の連絡や職場実習の調整をして頂いている。

その他の配慮

面接後、採用に向けての説明会でも支援者同席してもらい、入社日の調整等して頂いている。本人の希望を汲み取り、事務以外で現場の仕事を希望すれば、現場に採用する等の配慮をしている。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

ガソリンスタンドの業務をしているが、上司（指示担当者）が口頭指示を行うにあたり、1つ1つを丁寧に説明し、1つずつ覚えて作業してもらうよう配慮している。今では障害者の方がベテランになり、職員の方が仕事を聞いたりしている。

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打合せ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

上下肢機能障害者には、職場内での移動の負担を軽減するために、初めは補助者が付いてトイレに行くのに付き添いながら行くよう配慮したが、徐々に一人で行けるようになった。

机の高さを調節すること等作業を可能にする工夫を行うこと

ガソリンスタンド業務員においては、重たい荷物は持たせないような配慮をしている。通勤時に自動車駐車場は近くに駐車できるよう配慮している。

スロープ、手すり等を設置すること

スロープ、手すり等は、現状で設置されているもので対応。

体温調整しやすい服装の着用を認めること

体温調整しやすい服装については、着用を認めている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

配属部署の担当課長が毎日、顔色等体調を確認し、体調が悪い日は帰宅させたり、その日1日の就業時間を短くする等の気配りを行い、臨機応変な配慮を行っている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

配属部署において、本人のプライバシーに配慮した上で、配属部署の他の労働者に対し、障害の内容や1つ1つ指示を出すこと等、必要な配慮について説明を行っている。

その他の配慮

障害へ気を使いながら、職場のマナーやルールのわかりやすい説明に努めている。常にあいさつや言葉を交わすようコミュニケーション面に配慮している。同じことでも何度も教えるよう配慮している。