事業所名

合理的配慮事例・27221

業種

製造業

従業員数

345名

職種・従事作業

包装補助（トレー入れ）および出荷補助（出荷商品のテープによる荷合わせ）、洗浄（洗浄機によるケースやパレット洗い）

障害種別

精神障害

障害の内容・特性

社員間の会話が苦手。社員間の会話を自分の噂話のように感じ取ってしまう。突然体調不良となり欠勤あり。

募集・採用時の合理的配慮

その他の配慮

1. 対象障害者に合う業務を見出す。又は適所を考える。
2. 長期に渡って勤務できるように配慮している。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

上位管理者を中心に社員全員で指導（OJT）する形ができていることから、特に担当者を定めていない。

業務の優先順位や目標を明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順を分かりやすく示したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

障害のない社員と異なり、単純な業務のため難しい作業手順はないが、いかに分かりやすく、安全に楽しく、長期に渡って勤務できるかを念頭に指導している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

1. 特に配慮はしていないが、会社人として組織人として最低必要なことは厳守してもらう。
2. 体調不良時や欠勤時には、連絡のない場合、会社側から連絡をとり体調を把握する。
3. 仮眠室を利用させ休息等で回復を促す。

できるだけ静かな場所で休憩できるようにすること

上記による仮眠室等での休息をとらせている。

本人の状況を見ながら業務量等を調整すること

1. 体調不良時には、出社前の連絡がルール化されており、電話にて体調等を確認の上で、欠勤又は遅刻での出社を促す。
2. 出社後での体調不良時には仮眠室にて休息後、未回復時には家族又は会社で自宅までの送迎を行う。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

上位職長会議にて障害を持つ社員の入社を周知する。障害者への対応は比較的慣れているため、詳細を周知せず通常のOJTで対応できている。トレー入れは補助業務でなく、確固たる主業務のため社員間で特別扱いはしていない。

その他の配慮

会社のルールや会社規則を社員全員で指導する形が社内体制上できており、職場実習（3回）で会社施設の利用方法や、ルール等を理解した上で入社している。

障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細

配慮を受けている障害者の意見・感想等