事業所名

合理的配慮事例・27263

業種

医療、福祉

従業員数

145名

職種・従事作業

清掃（シーツ交換等）

障害種別

精神障害者

障害の内容・特性

精神障害・躁鬱病

募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

公共職業安定所より紹介を受けた。面接時には支援者である障害者就業・生活支援センター職員が同席した。

その他の配慮

求人する際の業務内容どおりの配置ではなく、採用者に合う業務のマッチングをトライアル雇用期間中で行うことにより、本採用後の職場定着を図っている。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

相談窓口として、2名配置している。
現場（業務）の担当に主任介護職員、全体の担当として事務長が配置されている。
障害者が女性の場合は女性事務職員が対応している。職員が対応した後は、相談担当者2名へ必ず報告している。
作業手順等についてはジョブコーチを利用し職員と共に指導を行い、ジョブコーチ終了後はフォローアップを受けながら職員が指導に当たっている。
担当職員だけでなく、同僚も含め声掛けを常に行い、状況の把握に努めている。

業務の優先順位や目標を明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順を分かりやすく示したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

日々業務が異なるため（担当する部屋が変わる）、一日で行う業務を毎回紙に記載し、本人に渡している。
業務日報を業務前と後で記載することで、業務の確認を行うようにしている。

業務日報

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

出退勤時刻については通常の職員と同じであるが、体調によっては遅れての出勤や休暇及び通院について優先的に対応している。
体調管理については支援機関にも対応してもらえるよう連携をとっている。

できるだけ静かな場所で休憩できるようにすること

体調不良等の場合に休憩できる場所として和室を別途使用できるようにしている。

本人の状況を見ながら業務量等を調整すること

毎日、業務場所や内容が変更されるので、その都度体調等状況に応じできる範囲の業務量に調整している。
過度な業務量にならないよう、状況確認をしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

採用が決まった時に、本人の同意を得た上で全職員に対し障害の種類等説明している。
その他、月に一度、全体会議を実施している中で必要な配慮業務について説明している。

その他の配慮

レクリエーションや行事などに関わることで、いつもと違った雰囲気を感じてもらえるようにしている。
いつもと違う業務をすることにより、あまり関わりのない職員とのコミュニケーションを図っている。

障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細

配慮を受けている障害者の意見・感想等