募集・採用時の合理的配慮

その他の配慮

支援学校卒業時に採用、在学中の実習経験あり。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

入社時から指示を出す担当は2名決めている。担当以外からの業務の依頼時についても必ず担当者を通じた指示は徹底。ジョブコーチからのアドバイスを取り入れた障害者への関わり方に積極的に取り組んでいる。

本人の習熟度に応じて業務量を徐々に増やしていくこと

業務については毎日のルーティンワークの他にその日によっての対応業務あり。仕事の与え方の部分で、集中力を見ながら微調整。職員全体から施設利用のカレンダーの作成業務をやらせてみようと意見があり、入力について指導。入力のみから今では入力後のチェックまでの業務が行えている。仕事をするうえでの自分なりの目標、時間を意識づけさせ、「自分から○時までにはやりたいです。」と申し出るまでに成長。

図等を活用した業務マニュアルを作成する、業務指示は内容を明確にし、一つずつ行う等作業手順を分かりやすく示すこと

支援学校在学中の実習を踏まえ、「仕事は作り出すもの」というアドバイスをもとにできる仕事をお互いに出し合い受け入れるにあたり業務内容の検討。マニュアル作成等を行った。あいまいな指示や業務の急な変更は避けている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、体調に配慮すること

出退勤時刻・休暇については事前の連絡行動ができているので特に問題なし。休憩時間についても職員間とのコミュニケーションが取れており、休暇の過ごし方など自分から話を持ち出すこともあり。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

支援学校の実習を踏まえ、採用する前から「職員同士のいい関係」、「指示する側の姿勢」、「一緒に働く側の余裕」について、上司の指示のもと全員が前向きに取り組んだ。

その他の配慮

ジョブコーチ支援活用。
いろいろな機会を利用して障害者雇用の事例等研修している。
避難訓練の時に大きな音でパニックになることを本人から相談を受けた際に、本人を外した形での訓練体制をとろうともしたが、一人の職員として職場がどのような対応をするのか観てもらいたいと説明し、外で待機する形で避難訓練を行った。