募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

（実例）ハローワークにて同行訪問。予備面接として廃棄物の分別、敷地内の環境整備が可能かどうか現場見学を実施。本人の了解の下、不安材料を取り除く質問等筆談にて実施。

面接を筆談等により行うこと

（実例）筆談により実施。

その他の配慮

（実例）ろうあ者の採用は2人目であり、業務指示は筆談でもスムーズに実施している点、特別な意識を持たず通常の労働者として接することを常に意識している点を説明。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）人事総務部に同級生がおり、当該者が業務指導等担当している。

業務指示・連絡に際して、筆談やメール等を利用すること

（実例）離れた距離からの業務連絡にはメールを使い、日常業務の指示等は数ヶ所に設置されているホワイトボードを使用している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）廃棄物処理にある程度の目標は定めるが、力仕事等他の業務の手伝いを依頼することも多々ある。この為、その日の処理量は体調等考慮し、ある程度本人の能力に任せている。

危険箇所や危険の発生等を視覚で確認できるようにすること

（実例）気づいた点はホワイトボードにて記入し、危険箇所に掲示している。

その他の配慮

（実例）廃棄物処理器の容量が決まっており通常ブザーで把握するが、聴覚障害の為容量解析メーター（スピードメーターの様な装置）を取り付け、収容量を視覚で判断できるようにしている。また、ごみ袋へ金属が混入しているかチェックする為長さ50センチ程度の探知機を通常使用するところ、金属破片を察知した際、握った時部分に振動が起こる装置を購入し業務に活用している。

特別に要した費用　（　）はうち助成金充当部分※
5万円

※配慮を講じるに当たって、特別に要した費用や助成金の支給を受けた場合の金額を記載しています。