募集・採用時の合理的配慮

採用試験について、点字や音声等による実施や、試験時間の延長を行うこと

（実例）
筆記試験等は行っておらず、特に配慮なし。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
介護職員の中で、実務は不器用だが非常にまじめで教えるのが得意な者（一般職員）がおり、本人と担当業務も同じため、業務指導を行っている。指導しきれない部分については、介護主任から直接指導を行っている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
平日はグループホームから通勤しており、グループホームの支援員の送り出しがしっかりしているので、問題なく通勤できている。

職場内の机等の配置、危険箇所を事前に確認すること

（実例）
老人ホームというもともとバリアフリーな施設であるため問題はない。

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打ち合わせ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

（実例）
同上

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
職員全員に対し、障害者を受け入れることについて説明を行い、配慮するよう指導を行った。

その他の配慮

（実例）
食事の配ぜんを自分で行っているが、食器は大きめのものを使わせている。休憩室が配ぜんする場所から離れているため、より近い場所であるデイサービスセンターの事務室で、デイサービスの職員と一緒に食事をしている。