募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

（実例）
特別支援学校の教諭の同席を認め、本人とコミュニケーションをとる上での助けとしている。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
キャリア支援室に臨床心理士を置き、現状の問題点等についてフォロー面接を行った。通常は店舗の店長がヒアリングを行っている。

本人の習熟度に応じて業務量を徐々に増やしていくこと

（実例）
他の店舗採用者も含め、採用後6カ月での研修を行い、レジ打ちやAEDの使い方の研修及び個別面談を行った。

図等を活用した業務マニュアルを作成する、業務指示は内容を明確にし、一つずつ行う等作業手順を分かりやすく示すこと

（実例）
作業手順等についてのマニュアルの作成を検討しているが、まだできていない。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
各店舗に配属する前に、本社の知識のあるスタッフから、店舗管理者に対しては労務管理の方法、他のスタッフに対しては本人への接し方やフォローの仕方について説明を行った。

その他の配慮

（実例）
意欲的な者に対してはレジ打ち等困難性の高い業務も研修を行い、できるようにしている。来客数の多い店舗にはできるだけ配属せず、比較的人員の余裕のある店舗に配属し、のびのびと仕事をさせている。