募集・採用時の合理的配慮

募集内容について、音声等で提供すること

（実例）
ハローワークに求人を提出しており、紹介の際にハローワークから募集内容は説明してもらっている。

採用試験について、点字や音声等による実施や、試験時間の延長を行うこと

（実例）
音声ソフトを使って実施。一人ひとりの状況に合わせて対応している。

その他の配慮

（実例）
盲導犬や介助者の受入れ、待合わせ場所は希望に応じて対応している。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
業務担当リーダーを配置し、業務指導や相談ができる体制を整備している。

拡大文字、音声ソフト等の活用により業務が遂行できるようにすること

（実例）
音声ソフトを活用している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
ラッシュを避けて11時からの勤務としている。通常の有給休暇以外に1ヶ月20時間まで取得できる障害者特別休暇制度を設けている。

職場内の机等の配置、危険箇所を事前に確認すること

（実例）
職場のレイアウトは立体コピーを示し、説明している。

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打ち合わせ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

（実例）
壁伝いに自席に着席できるよう机は壁側に配置し、身体がぶつかっても大丈夫なように角にクッションを貼っている。通路に導線を引いて視覚化し、他の社員が荷物を置かないようにしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
本人の了解のもと、配属職場へ必要な配慮事項等を説明している。

その他の配慮

（実例）
視覚障害者の執務スペースに入る際は、必ず「○○、入ります」と声かけをすることを習慣化している。