募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

（実例）
障害者就業・生活支援センター及び就労移行支援事業所の支援員が同席。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
施設長が相談に応じている。
チームリーダーが指導役となり、業務を教えている。分からないことは、近くの職員にも聞く。

本人の習熟度に応じて業務量を徐々に増やしていくこと

（実例）
職場実習制度の活用により、どの程度の業務ができるのか見極め。
週間の日課表、スケジュール表を作成。業務の実行が出来ているかの確認。

図等を活用した業務マニュアルを作成する、業務指示は内容を明確にし、一つずつ行う等作業手順を分かりやすく示すこと

（実例）
本人と相談しながら手順書を作成。使用する道具等を含む写真付きの手順書として、分かりやすいものとした。また、ポケットに入るサイズも作成し、移動に対応できるようにした。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、体調に配慮すること

（実例）
電車通勤の方は、時刻表に間に合うように配慮。
1週間通しての勤務をして疲れてしまわないように、週の真ん中の水曜日に休みを取れるように配慮。
土・日曜日には休みを取る。それにより友人との交流等で、リフレッシュが出来るようにしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
担当部署の、主任には話をした。
本人の同意を得たうえで、他の労働者に対し話し開示を行った。

その他の配慮

（実例）
「ありがとうメモ」と称しお互いの良いところをグラフ（名称：「キラキラグラフ」）にまとめている。お互いの良いところを声掛けすることで、モチベーションの向上。コミュニケーションも生まれる。
チェック表を作成。日を追って、作業が雑にならないように確認している。