募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

（実例）就労支援施設からが大半で支援者の同行有。

その他の配慮

（実例）面接時に緊張するのは当然、60パーセントでいいと伝える。
本人の夢を質問する。思いを自分で言える状態であることが大切ととらえている。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）45人を4チームに分けそれぞれにパートの指導者を配置　全体は2名の正規職員が見ている。

業務指示やスケジュールを明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順について図等を活用したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

（実例）社会人としての指導を受けてこないことを前提に基本の「仕組化」（挨拶する位置に言葉や注意点の掲示、環境整備の時間指定、決められた通りに朝会司会、記念日、イベント、他の人にしたこと・してもらったこと等）　出勤票、掃除分担、日報、一週間の予定等視覚化。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、体調に配慮すること

（実例）精神障害者は朝が弱い人が多い、朝のラッシュ時の通勤を避けるために10時出勤　6時間以上の勤務が原則だが短時間も1名　通院は自己管理、有給休暇も半日・1日で取得可、申し出しやすいよう管理者が声掛け。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）管理者側は情報共有しているが他の労働者への説明はしていない。自分たちで気づいていくこと、トラブルを解決していくことが勉強になる。

その他の配慮

（実例）系列の就労移行機関とは連携をとっているがそれ以外では問題時に連絡することはあっても日常的にはない（本人と支援機関は連絡取りあっている）。