募集・採用時の合理的配慮

その他の配慮

（実例）
事業所は当初、総務課での配属を希望したが、車いすで設備的に水平移動が不可能なことを配慮して建物一階のスロープで移動できる部署へ配属を検討した。
介助犬を連れての実習を受け入れることで、状況把握ができ事業所と利用者の確認ができた。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
障害者の雇い入れが初めてという事で、総務課課長が窓口になり現場の課長と情報伝達や連絡調整を速やかにした。

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打合せ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

（実例）
足元に物を置かない。従来から設置はあるが、質問に対する便宜として内線電話を利用して別の場所で教えてくれる従業員との連絡がし易い環境がある。

スロープ、手すり等を設置すること

（実例）
新たな設置はない。近年の設備改修で入り口のスロープは設置されていた。

体温調整しやすい服装の着用を認めること

（実例）
制服等はないので特段の配慮というわけではなく自由にできる。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
総務課と配属の課の従業員へ周知。

その他の配慮

（実例）
介助犬の居場所の確保。
トイレでの緊急ベルの位置が身体で触れやすい位置だったので改修した。