募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

（実例）

• 支援機関の職員の助け舟等により、面接の結果が左右されるおそれがあるため、面接中の同席は認めていないが、面接場所への同伴は認めている。

その他の配慮

（実例）

• 事前に職場実習の受入を行い、職場適性を見極めることで、面接の結果とあわせた総合的な判断のもとで合否決定している。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）

• 各所属に第2号ジョブコーチを配置し、ジョブコーチを中心に指導・相談にあたっている。
• 社内カウンセラーによる定期カウンセリングを実施するなど、相談できる場を設けている。

本人の習熟度に応じて業務量を徐々に増やしていくこと

（実例）

• 習熟度に応じて業務量および業務のレベルを徐々に上げていくこととしている。

図等を活用した業務マニュアルを作成する、業務指示は内容を明確にし、一つずつ行う等作業手順を分かりやすく示すこと

（実例）

• 図や写真を用いたマニュアルを用意したり、治具を活用している。
• 一日のスケジュールを表示するなど、作業の見通しが持てるようにしている。
• 口頭による業務指示を行う場合は、具体的にわかりやすく指示を行うように配慮している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、体調に配慮すること

（実例）

• 昼休憩とは別に適宜体調に応じて小休憩を促すようにしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）

• 一般的な知的障がいに関する知識を付与する研修を従業員向けに行っている。