募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

（実例）
就労移行支援事業者の支援員同行・同席。

その他の配慮

（実例）
職場見学・職場体験の受入れなど行っている。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
直属（事業課）の上司（リーダー）及び障害者職業生活相談員・第2号ジョブコーチが担当者として業務指導相談を行っている。各業務リーダー・ジョブコーチにより日々の変化を見て出身機関（学校等）や支援機関と連携し生活面の課題や家庭環境など早めに対応している。

本人の習熟度に応じて業務量を徐々に増やしていくこと

（実例）
第2号ジョブコーチ等を活用し徐々に業務量を増やしている。

図等を活用した業務マニュアルを作成する、業務指示は内容を明確にし、一つずつ行う等作業手順を分かりやすく示すこと

（実例）
モップかけに関しても衛生面でフロア・洗面・給湯室とトイレは別々にしている。その際、分かりやすい様に色分けを行っている。また、タオル類も同じく使用する場所によって色分けされている。タイルなどの拭き掃除の場合もぬれタオルの後ふき取るタオルを色分けし分かりやすくしているとのこと。マニュアルは作成している。リーダー（指導員）が作業手順の手本を見せて同じように作業をしている。上から下へ拭いたらまた上から下へと繰り返すよう単純に作業手順を工夫をしている。メールセンター業務で社内便・宅配便などの仕分け作業の際、複数人で点検を行い各社・各課の箱にプレートを付け会社名以外に社員名も記載し間違わないように工夫している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、体調に配慮すること

（実例）
日々の作業状況や体調の変化を見て早めに対応できるよう障害者生活相談員・第2号ジョブコーチを配置している。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
障害者の方も健常者の方も働きやすい明るい社風づくりを目指し管理職ミーティング（週1回）、指導者会議（月1回）、事業課ミーティング（適宜）を開催している。また、勉強会（年3～4回）を行い障害者に対する合理的配慮について説明・周知している。新入社員の紹介をホームページに掲載している。

その他の配慮

（実例）
障害のある社員の保護者や障害者支援機関を対象に年一回保護者連絡会を開催し職場での社員の様子をビデオ等で紹介し家族からのご質問にお答えするなど情報交換や社員とそのご家族の方を交えて年一回親睦旅行を行っている。大変好評で社員のコミュニケーション能力向上にもつながっている。