採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

店長を中心に社員が本人の特性を理解し相談を受けている。

仕事内容等をメモにする、一つずつ業務指示を行う、写真や図を多用して作業手順を示す等の対応を行うこと

口頭指示を自分で文章としてメモをすることが困難なため日々の細かい変更点はメモを作成して渡している。メモを受け取ったことを失念する時があるので、同じメモを複数用意しておき、失念時にはすぐに同じメモを渡すようにしている。本人からの訴えの他、社員が本人の様子も注視している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

体調不良時（頭痛等）は出勤時間の変更を行うほか、服薬に係る時間を確保している。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

当初はホール担当として注文受け等の業務のみであったが、レジ業務やその他付帯業務を少しずつ担当するよう幅を広げている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

店長を中心に社員が本人の特性を理解し他のパート等に説明をしている。障害特性の理解のため、障害者職業センターに依頼し、障害理解の講座を行っている。

その他の配慮

カフェ業務以外の可能性を探るため、またリハビリテーションも兼ねて、レジ業務等計算や指先を使う作業も割り振ったり、パソコンの習得を勧めたりしている。