採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

看護課に所属しており、業務指導は看護課長が行っている。また、体調面についても看護課長に相談をしてもらう体制をとっている。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

1～2ヶ月に1回、他病院への通院及び週2回、勤務先でのリハビリを行っているが、時間の配慮を行っている。また、勤務先でリハビリを受ける時間も出勤扱いとしている。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

入職時は週40時間勤務だったが、本人の体調及び通院時間との調整の為、本人より勤務時間短縮の依頼があり、1週間の所定労働時間を32時間に変更した。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

体調がよくない時には、看護課長に申告をしてもらうようにしている。また、同僚にも疾病のことについては説明しており、体調が悪そうな場合は看護課長に伝えてもらう体制をとっている。

その他の配慮

• 疾病の特性、本人の状態により業務が制限されているため、建物1階での業務に限定した。
• 採用するに当たり、本人用の検査室を設置し股関節の痛みが出ないよう移動距離を5m以内となるようにした。
• 朝礼時は椅子に座ってもらい、股関節に負担がかからないように配慮している。
• 患者をベッドに移動したりする場合等は、補助者を配置している。